
御岳ビジターセンターから御師集落に入ると板塀に宿坊民宿・丸山荘の看板であるのである。
まあ、べつに泊まって宿坊の山菜料理と地縛霊を除霊祈祷する予定もないのであるが、丸山荘であるのである。
前を歩くご夫婦らしいお二人に霊波の電波を飛ばして、「あのー、すんません、丸山荘ってどこにあるんでしょうか?」と聞いてみたのであるが、お二人は何も応えることなくだまって歩いてゆくので、4次元にチャネリングしてお尋ねしてみると、「だまって付いてこいということである」つーお授けであるのでだまって付いていくのである。
稀代(きだい)のチャネラー象師匠であるから、この世あの世黄泉の国を自在に行き来するわけである。

すると、お二人の行く手にお帽子にリュックのおじさんが写真を撮らんとカメラを構えておられるのである。
どんだけカメラマニアがいるんだとゆーぐらい、どこでもカメラ、であるのである。
あたしもどこでもカメラであるので、人のことを言えたもんじゃないのである。

そのおじさんのカメラの先にはみごとに宿坊丸山荘であるのである。
参拝記念足立御嶽睦講(さんぱいきねんあだちみたけむつみこう)であるのである。
東京都足立区本木東町昭和六十年五月吉日であるのである。
石碑を読んでるだけであるのである。
さすがに御嶽大権現(みたけだいごんげん)のお導きであるのである。
ううむ、いきなり御嶽大権現ってなんのことかわからんが、まあ、とにかく大神様のお授けお導きであるのでおまかせすればよろしいわけである。
あたしのアタマは花盛りであるのである。

Camera : RICOH GR DIGITAL Ⅲ
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