2019年9月28日土曜日

宮ケ瀬湖の水の郷大つり橋を渡る



心霊マニアの間では、宮ケ瀬湖といえばひもなしばんじーの名所の「虹の大橋」であるが、この「水の郷大つり橋」も、ひもなしばんじーのしやすさという点では負けず劣らずのあれこれである。

しかし、虹の大橋は県道そのまんまが橋になっており、通りがかりでお気軽お手軽にひもなしばんじーする人がよーけおったのかどーなのか、高いフェンスを取り付けてあるが、この水の郷大つり橋はばんじーポイントまで行くのに、体力も気力もいるので、まったくひもなしばんじーはなかったらしくフェンスも何も無しで、ながめは実に絶景である。

まあ、水の郷大つり橋には公園側でなく住宅地側から行けば簡単であるが、その入口もわかりにくいので、わざわざ探してばんじーする人もいなかったわけである。

動画の冒頭から当日の天気の都合で非常に暗鬱とした色調の画面で、わくわくするような怪しい何かしらに出会えることを楽しみにしていたのであるが、当たり前であるが以上の理由でなんにも映っていないのである。

映ってるのは絶景をなんとかものにして、雑誌等の写真コンテストで賞をもらいたいカメラじじい、いや失礼、ご高齢のカメラマニアばかりである。


宮ケ瀬湖の水の郷大つり橋を渡るには、まず、土産物店や飲食店の集まった水の郷商店街の前の駐車場に車を停めて、てくてくと商店街を抜けて歩いて行くのである。

平日であるので、観光客はぜんぜんいないのであるが、おそらく土日祭日は大賑わいなのかもしれんのである。

まあ、とにかく商店街を抜けたら大きな階段があるので、それを降りるとけやき広場てなだだっ広い公園である。


けやき広場から階段を見上げるとこんなであるが、帰りはこの階段をえっちらおっちら登らなければならないので、体力脚力に自信のない諸氏には、それなりの覚悟は必要である。


水の郷大つり橋はこのだだっ広い芝生の広場のはるかかなたで、ここからは影も形も見えないぐらいの広さである。

ううむ、めんどくさいからやめようかとくじける心に鞭打って、男心は秋の空である。


それで広場の周囲がアスファルトになっているので、それをてくてくてくてくてくてくくてくてくてく、やんなるぐらい歩いて歩いて歩いて歩いて、さらに歩くのである。


てなことで、周囲をぐるりと回って階段がはるか遠くに見える反対側に来るとつり橋への分かれ道になるのである。



分かれ道からはけっこうな坂道を、また、てくてくてくてくてくてくてくてく登るのである。


坂道を登ったところで橋の入口が見えるのであるが、橋の橋梁の高さが意外ねというぐらいの高さなので、なかなか壮観である。


橋を渡る様子は動画でご覧いただきたいが、とにもかくにもここまで来るのに脚力体力自慢のあたしでも「ううう、めんどくさ」というぐらいであるから、ひもなしばんじーしようなんことでてんぱってる人は、ここまでのめんどくささで「今日は中止」てなことになるだろうねと思うぐらいのめんどくささである。


そんなめんどくささを乗り越えて橋の中央付近まで来ると、カヌー教室などが開催される親水池からの流水が見えたり、宮ケ瀬湖や周囲の山々の風景の絶景がご鑑賞できて、なかなかのお楽しみである。


その放水口のわきには遊覧船の乗り場があって、ひもなしばんじーするよりもこれに乗って楽しんだ方がいいと思うのはあたしだけではないかもしれないのである。

これ、大丈夫なの?

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2019年9月11日水曜日

大山ケーブルカー



大山阿夫利神社から下る大山ケーブルカーである。

ケーブルカーはなんといっても下りの醍醐味をじっくりと味わうのが、あたしらケーブルカーマニアの鉄則である。

だれがケーブルカーマニアだ。


ケーブルカーてなものはケーブルで引っ張られて上がったり下がったりするわけである。

当たり前であるが、ケーブルカーは万全の対策で落ちることはないとわかっていても、高所恐怖症のご同輩にはケーブルが切れると転落するかもしれないという恐怖が心理的に常につきまとうわけであるので、下りの真っ逆さまに落ちそうな具合いが実にホラーまがいの恐怖ホルモンノルアドレナリン放出で心胆を寒からしめてしょんべんもれそーなぐらいのお楽しみである。

ただいま極めてお下品な表現がありましたことを、弊社一同、心よりお詫び申し上げます。


大山ケーブル駅の横にある根之元神社である。

ケーブルカーにご乗車のみぎりは必ずこの神社にお参りして無事故を願うのがケーブルカー乗りの基本である。

そんなに怖いんならやめりゃいいのにというしごくごもっともなご意見もあるのは重々承知の上であるが、そこはそれ絶叫マシン的なお楽しみも味わえるという一挙両得一石二鳥のお得感である。

不正解。

なにが?

しらんがな。


悪縁・邪念を断ち切る、開運・病魔退散のご神徳あらたか、である。

まあ、悪縁も邪念も不運も病魔もありがたい人生のお楽しみであるので、成り行き任せと言いたいところであるが、高いところはやっぱり怖いから拝んじゃうもんね。

なむなむ、ああちがったもとい、はらいたまいきよめたまえまもりたまいさきわえたまえ、なむなむ、こらこら。


もちろんいつものごとく大枚100円を払って、いやもとい寄進して五分間のケーブルカーの旅の安全を心より祈念したのはいうまでもないことである。

5分で100円は高いかどーか非常に悩むところであるが、そこはそれ神頼みというくらいであるからたはは。

オチが見つからんからといって、途中でやめるなよ。


この先、世界はいったいどの方向に向かうのか、神も仏もあったもんではないのか、果たして象師匠のステージはどこまで上がるのか。

ステージって古くねーか。

お前はだまってろっ、しゃべり過ぎなんだよ!

当番組で一部の出演者が声を荒らげたことをお詫び申し上げます。

無理に笑わせようとしなくていいんじゃないの。


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