2020年2月20日木曜日

東京都神代植物公園を歩く



東京都調布市にある東京都神代植物公園のバラ園の真ん中にある噴水である。

前にはなにやら宮殿の模倣らしき休憩所もあって、なかなか雰囲気がよろしいのであるが、当のバラ園は時期外れで枯れ枝の園である。

ううむ、いずれにしてもバラにはなんの興味もないのでどーでもいいのは言うまでもないことである。

ぶっちゃけて言うと、昼飯に深大寺そばを食いに立ち寄ったついでに「どんなんかー」と歩いてみたのである。


深大寺のそば屋の集まったあたりから坂をえんやこらと登ってくるとこの公園の「深大寺門」にご到着するのである。

料金は一般が500円で65歳以上は250円で中学生が200円で小学生以下は無料である。

たいへんお安いのでご用とお急ぎのない方はぜひ散策を楽しんでいただきたいが、あたしはびんぼー暇なしで御用があるので、今後も深大寺そばは食いに来るがこの公園のご訪問は今回が最初で最後であるかもしれないのである。


それで、この日は梅が咲き始めた時期らしく、公園内の梅園ではあちこちで早咲きの梅がちらほらほころんでいるのである。


もちろん、あたしは梅にもまったく興味がないのであるが、天才写真家としての習性で、来たからにはいちおうお写真を撮っておくのである。

だれが写真家だ。


梅園には写真マニアのお年寄りが高そうなカメラをもってあちこちでご撮影であるのである。

あたしはもちろんスマホであるが、デジカメと大差ない写りの昨今のスマホに席巻されてしまった感のある今のカメラ業界を支えておられるのは、この手のご老人カメラマンなんだろうなあと多少の感慨をもってあれこれながめたわけである。

ながめたのかよ。


バラ園の前にある大温室である。

さすがは都の予算ということなのかなんなのか、なかなか豪快な金の使いっぷりで、まさに大温室であるので、公園にお越しの際は一見の価値ありであるなあと思いながら壮大な大温室をながめたのである。

この大きさじゃ、ながめるよなー。



熱帯スイレン室である。

熱帯のスイレンの花がプールにあれこれ咲いているのであるが、スイレンにも種類があるらしく、趣味の人にはたまらんものかもしれんなあと感慨をもってながめたわけである。

またながめたのかよ。

まあ、なにしろコロナウイルスが大暴れを始めた時期でもあるので、マスクをした方もちらほらおられて、なるほどなーと感慨をもってながめたわけである。

ながめてばっかりかよ。


大温室内にはあれこれの花が咲き乱れているのであるが、悲しいかなあたしは花にはまったく興味がないので、なんの花なのかさっぱりわからないなあと思いながらながめたわけである。

しらべろよ。

やだよーだ。

お約束かよ。


なにしろでかいので、数限りなく花のお写真を撮りまくったのであるが、全部載せるわけにもいかないので、大温室内の様子がわかるものということである。


温室内にもマスクをした方がおられて、まあ、温室内であるから感染者がおられたらいっしょに蒸されてしまうので、覚悟しなければならないわけであるが、あたしはもちろんマスクをしない主義であるので、いつ感染しても不思議はないなあと思いながら知らない花をながめたわけである。

しかし、ながめるよねー。


まあ、お花ってきれいねとおためごかしを言おうと思ったが、ホントに言ったらものすごくバカみたいであるなあとおもいながら、赤や黄色の花をながめたのである。

やっぱりながめたのかよ。


花の名前はひとつもわからんが、これからこれを調べる気もないので、一生わからんままであるなあと嘆息しながら溢れるほどに咲き誇る花々をながめたのである。

ずいぶんながめたねー。


熱帯植物の部屋であるが、中は暑くてむんむんで、ああ、冬でよかtった、これが真夏であったらしむぞと思いながら名前の知らない樹木や草木をながめたのである。

まだながめるの?


てなことである。

いきなり終わるなよ、ながめてから終われよ。


ポインセチアである。

知ってるのかよ、あーらびっくりねと言いながらながめたのである。

あー、ながめてよかった、安心した。


園内散策の途中でグリーンハウスてなカフェでバラの香りのコーヒーとリンゴのタルトを食ったのである。

バラの香りのコーヒーはバラの香りがするのであるが、そののまんまかよと思いながら飲んだのである。

飲んだのかよ、ながめないのかよ。


店内にはコロナウイルス騒ぎにも関わらずエアロゾルを吸い込みに、このあとも多数のお客様が濃厚接触を楽しみにこられたのであるが、もちろんあたしもその仲間に入って存分にコロナウイルスがたっぷりかもしれない飛沫エアロゾルを堪能しながら穏やかな冬の景色をながめたのである。

ながめたわけね、よろしい。


それでさらに腹が減ったので、おやつにこの公園の深大寺門の前にあるそば屋で深大寺そばをお召し上がりになりながら店のご神木をながめたのである。

最後のながめね。


2020年2月17日月曜日

高幡不動尊に疫病除けのお札を受けに行く


まあ、雨模様の悪天にもかかわらず、象師匠におかれましてはこのたびのちゅーごくからの新型コロナウイルス来襲による未曽有の危機にさらされている日本国の災厄を鑑みて、疫病退散の祈願をすべく高幡不動尊金剛寺に詣でたわけである。

なんやねんなこれ。

ううむ、まあ、こんなもんだな。


まあ、とにもかくにも、未曽有の危機はやってくるわけであるので、その前に十分に厄払いをして心も万全さらには体調も万全でことに臨みたいわけである。

だから、なんなんだよこれ、ウイルス以外に他に楽しみはねーのかよ。

ねーのである。

じゃあ、しょーがないしょーがない。

楽しみかよ!こらっ。

遅いだろ。


まあ、雨が降っていて境内を歩き回るのはめんどくさいので、高畑不動尊塔院大ホールという名の無料休憩室の仏様を拝もうということで、とにもかくにも最初は一番エライ人から、いや失礼、エライ神様、いや失礼、エライ仏様から拝もうということで釈迦三尊であるが、釈迦三尊ってなんですの?

しらんがな。

しらべろよ。

やだよーだ。


続いて、当寺のご本尊の不動明王像の写真である、なむなむ。

こらこら、ちゃんと真言を唱えなさいよ。

やだよーだ。


続いて、ついでに大黒天様を拝むのである。

オンマカキャラヤソワカオンマカキャラヤソワカオンマカキャラヤソワカオンマカキャラヤソワカオンマカキャラヤソワカアアアアアアアアアアッオンマカヤキャラヤコノヤロオオオオオオーッ。

こらこら、なんで大黒天は真言をこれでもかと唱えるんだよ。

そらあーたやっぱり金運の神さんでっから、命がけで拝んだりましたでえ、これで、五百円がとこは金運があがりましたやろ。

大阪人になんか恨みでもあるのかね。

いいえ、商魂を尊敬しとります。

やっぱり金かい。

お寺に来てかねかねかねかね言ってるとばち当たるぞ。

そんなら金運の神さんなんか作らなければよろしがな。

そらごもっともです。


さて、ついでのついでに、作家でありダンサーであるあたしら芸人の守り神の弁財天である。

オンサラバステイエイソワカアアアアアアアアッ。

おお、気合が入ってますなあ。

そら、おしゃかさんが何と言おうとヒンズーの神でもなんでも拝んどけ拝んどけである。

ご利益があれば儲けもんだし、なくて当たり前だし、拝んだもんがちですがな。


さて、真言宗の親方の弘法大師様は特に念を入れて拝むのはいうまでもないことである。

もちろん、とくに空海さん用の真言もマントラもないのでなむなむなむなむなんまいだーなんみょーほーれんげーきょーあーめんそーめんひやそーめんっ。

こんなことやっていて、あたしの人生はこの先大丈夫なんでしょうか。


さて、十分に拝み倒したところで、腹減ったので、高幡不動駅近くのインド食堂アンジュナで昼飯である。


これが、大人気で次から次へのご来店で、あっという間に満席である。

まあ、味はともかく飲食店はやっぱり立地と雰囲気であるなあと今さらながらに納得したのである。

味はともかくはよけいだろうといちおう言っとくのである。

いちおうなのね。

こんな混雑した店内で濃厚接触もさながら感染エアロゾルかもしれない空気を十分に呼吸して明日の人生をことほぐわけであるが、まあ、今話題の相模原中央びょーいんのほど近くにあるアリオてなショッピングセンターのフードコートはあたしのダイニングであるので、つい先日も興味津々でことの様子見を兼ねて昼飯を食いにいったりして、今さらどーでもいいわけである。


キーマカレーと南インド風野菜カレーとライスとナンとその他のセットを食ったのである。

それで終わりかい。

理由ははっきり申し上げられないが、よけいなことは言わんとこである。

なるほどね。



つーことで、口直しに高幡不動駅なかのドトールでレタスドッグとチーズティックてなビスケットとオレンジジュースである。

口直しとゆーとるやないか。

てなことでもらってきた、いや失礼、買ってきた、いや失礼、お受けしてきた高幡不動尊の疫病除けのお札である。


これで、不動明王の威力で疫病退散ウイルス駆除は間違いないかもしれないのである。

かもしれないのかよ。

ありがたいありがたいなむなむ。