おじいさんが数人混じった団体も軽やかな足取りであたしをどんどん追い越してゆくのである。
目的がある人間と目的がなくてメシ食いたいだけの人間では歩く速度がぜんぜん違うということがよーく検証できるのである。
最後部のおじいさんにも追い越されるのである。
どんだけ歩くのが遅いんだ象師匠ということで、その先を見ると景色の広いところが見えるのである。
おお、ケーブルカー出発点の清滝駅である。
ついに着いたのである。
メシが食えるのである。
とろろそばののれんとともにおかみさんも店頭でお待ちであるのである。
長い道のりであったが、ついにメシを食うのである。
あれ?左側の橋はなんだ?
やめろやめろっ、逸れるとまたメシが遠くなる。
でも、こっちの橋はどこへ行くんでありましょうか。
名前がよろしいじゃございませんか、なんたって紅葉橋でありますよ。
果たして象師匠はメシを食えるのか食えないのか、波乱万丈の展開で紅葉橋を渡ってしまうのか!?。
まあ、どーでもいいやね。
Camera : RICOH GR DIGITAL Ⅲ
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