気功師象師匠の目に映る人生の日々である。人生は旅である。旅は癒やしである。癒やしは神である。癒やしである神のいる風景を求めて現世この世を徘徊するわけである。徘徊かよ。
2011年10月14日金曜日
北口本宮冨士浅間神社・七色もみじで大国主神と事外主神
まあ、幣殿拝殿参拝を滞りなく済ませたので、境内を散策してみるわけである。
山梨県指定天然記念物の富士太郎杉の脇を通り抜けると、幣殿拝殿の裏手を回ることができるのである。
神職さんも鮮やかな水色の袴でご用事にお出でになるらしいので後からついて行ってみるのである。
緑色の幟(のぼり)には「お伊勢さまのお神札(ふだ)をお祭りしましょう平成二十五年伊勢神宮式年遷宮が行われます」てなことが書いてあるのである。
神の使いの象師匠としてはこれは聞き捨てならないのである。
何が何でも平成二十五年には伊勢神宮式年遷宮に立ちあわなければならないのである。
でも、忘れてしまうかもしれないのである。
象師匠の座右の銘は「いいかげん」であるのである。
木札には七色もみじと書いてあるのであるが、この時は真夏であるので、七色ではないのである。
まぬけな写真になってしまったのであるが、もちろん神社の境内であるからすべからく御神木であるのでありがたいありがたいと拝み倒すのである。
おお、この先に重要文化財武田信玄公奉建東宮と西宮さらに左甚五郎彫像恵比寿社があるのである。
いやいや、なかなか神写真マニアには楽しめる北口本宮冨士浅間神社であるのである。
おお、あれが東宮でありましょうか。
走ってズームしてみるのである。
紛れも無く、国重要文化財東宮本殿であるのである。
御祭神は天津彦火瓊々杵命(あまつひこひこほほでみのみこと)である。
そりゃいったい誰だと聞かれてもあたしゃお会いしたことがないので存じあげないのであるが、とにかく、あまつひこひこほほでみのみこと、であるのである。
この東宮本殿は富士権現とも呼ばれており、東宮は幣殿拝殿、東宮本殿、西宮本殿の北口本宮冨士浅間神社中の三殿の中では最も古い建造物で、構造や彫刻などに室町時代の手法をとどめているのである。
1223年(貞応2年)北条義時による創建とされ、永禄4年(1561)、信玄が上杉謙信と 川中島で戦うにあたり、戦勝祈願のため、あらたに本殿として造営したもので、後この地に移されたのである。
てなことやこの本殿の造りについての解説がこの立て札に懇切丁寧に書いてあるので、お好きな方は遺言一句漏らさずお読みいただいてお楽しみいただきたいわけである。
創建から780年以上の時を経て、その集積した霊気神気は怒涛の波動で社(やしろ)を覆(おお)い、あたしの体内の細胞の素粒子の紐を振動させるのである。
もちろん、大枚100円を寄進して、参拝作法に従って二拝二拍手一拝して「祓え給い清め給い守り給い幸(さきわ)い給い」と三回連呼して、先に行くのである。
なにしろ祓って清めて守って幸うのであるから、すごいもんであるのである。
何がすごいのかはよくわからないのである。
いいかげんであるのである。
大国主神と事外主神の真っ赤な登りがはためく中を、この二柱の神の名前を連呼しながらどんどん行くのである。
ああ、ありがたいありがたい。
あたしの波動はさらに低位の周波数になるのである。
このお社(やしろ)はどちらの神様が鎮座ましましておられるのか定かでないのであるが、あまり食いついてると時間がいくらあっても足りないので、大枚100円を寄進して、参拝作法に従って二拝二拍手一拝して「祓え給い清め給い守り給い幸(さきわ)い給い」と三回連呼して、先に行くのである。
ああ、ありがたいありがたい。
あまりのありがたさに涙もとめどなく溢れ、悪鬼のごときあたしの心も澄み渡るのである。
いやー、しかし、買いたい銘柄ねーなー。
Camera : RICOH GXR A12 28mm 写真サイト
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