気功師象師匠の目に映る人生の日々である。人生は旅である。旅は癒やしである。癒やしは神である。癒やしである神のいる風景を求めて現世この世を徘徊するわけである。徘徊かよ。
2011年8月16日火曜日
玉樟園新井でお泊り霊写
さて、土肥港の漁船を心行くまで霊写除霊大祈祷を済ませて、今日の宿を決めなくてはならないのである。
まあ、なにしろあたしは、もしかすると信者が3億5000万人ぐらいはいるかもしれない世界的大教団象源教の教祖象師匠であるので、生半可な宿では名前もあそこもすたるのである。
それで、海辺にあった土肥観光協会の案内所で「どうかね、あたしみたいな超大物が泊まるような宿はあるかね、むふふふ」と聞いたらば、「それなら、花登筺(はなとこばこ)先生が『細腕繁盛記』を執筆された宿で、CMやドラマ、映画のロケに何度も使われて、囲碁の対局も行われる玉樟園新井はいかがでしょうか」
つーので、「ほほう、花登くんの定宿なら相手にとって不足はない、何の相手かわからんがとにかくそこを紹介してくれたまいよキミ」
つーことで教えてもらった場所がこの辺であるのである。
おお、赤いライトがじゃまだが、看板に玉樟園と書いてあるではないか。
なかなか歴史のありそうな瀟洒で格式有る和風旅館であるのである。
ファサードはさらに趣きがあるのである。
気に入った。
今日の宿はここであるのである。
ここなら、もし万が一、象師匠が泊まってるとバレて、テレビのレポーターが押しかけてきても恥ずかしくないのである。
右の方を見ると、中門があるのである。
寄ってみるとなかなか庭も凝った造りであるのである。
歩いてズームしてみると、奥の方には掛井があって、池になってるようである。
さすがは花登先生ご執筆の宿であるのである。
玄関には何組かの客の名前が書いてあるのであるが、まあ、なにしろ台風がまだその辺にいるので、予約もないだろうから、こんなもんであると思うのである。
「たのもーう!」とアポ無し宿泊他流試合を申し込んだのであるが、だーれもいないのである。
だーれもいないので断りもなくフロアに上がりこんでフロントで、再び「たのもーう」と言ったら、「どーれー」と番頭さんらしきおじさんが出てきて、どうも強そうなので、すぐギブして、「あのー、すいません、あたしみたいなもんでも、こんなご立派な旅館に泊めてもらえるもんでしょうか?」って頼んだら、サッカーパンツという名の柄物ステテコにTシャツにビーサンという格式のある旅館にあるまじきあたしの風体(ふうてい)を見て、「こまりましたね、うちはうす汚い人お断りなんですよ、だいたいあんたお金払えるの?」つーよーな通信感応テレパシーを発して、上から下まで睥睨なされているので、「失礼な、あたしなんかVISAゴールドカードでポイント倍ですよ」つーテレパシーを送り返したら泊めてもらえたのである。
VISAゴールドカードと念力があればたいていのことはOKであるのである。
Camera : RICOH GXR A12 28mm
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