
わが社の店子の中古車屋さんのストック置場に捨ててあるオートバイである。
まあ、つまりゴミであるのである。
なんでゴミをストックしておくかというと、中古車屋さんというのは、たとえば生産終了の車種なんかに、このゴミから使える部品を取りだして修理に使ったりするので、バイクも含めて車のいろいろな車種をストックして置くわけである。
まあ、これはハーレーに見えるがYAMAHAのアメリカンタイプのDrag Starであるのである。
オートバイというのはそのデザインがある意味で完成されていて「芸術」でもあるのである。
ゴミである古いオートバイでもごらんの通りそうとう美しいのである。
今にも走り出しそうであるが、ゴミであるので走りださないのである。
まあ、バイクの長い歴史の中で、感性が磨かれ、このようにみごとなラインを描くようになったわけである。

まあ、今回は、とてもゲージュツにならないゴミを写したらどーなるかというコンセプトであるのであるが、このバイクでは意味があまりないので、もう、ほんとににっちもさっちもいかない車を写してみたのである。
どうであろうか、往年のポップアートのような写りであるのである。
なかなかいいのであるが、これではまだどうもすっきりしないので、さらにどうにもならないものを写してみるのである。

これでどうだという一枚であるのである。
どうもあぶない関係のにーちゃんが車を紫色にお塗りになって、さらにお得意の箱乗りジグザグ走行をしたりしてあげくの果てにこーなったという感じのオシャレなお車であるのである。
パーだけにパープルであるわけであるが、雑草のグリーンなんかとコラボしてなーかなかゲージュツしてるではありませんか。
Camera : RICOH GR DIGITAL Ⅲ
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