気功師象師匠の目に映る人生の日々である。人生は旅である。旅は癒やしである。癒やしは神である。癒やしである神のいる風景を求めて現世この世を徘徊するわけである。徘徊かよ。
2013年2月26日火曜日
タイ王国霊能紀行⑰・Thailand・Suvarnabhumi International Airport スワンナプーム国際空港
まあ、1ヶ月以上にも渡る長期連載となった、タイ王国霊能紀行の最終回であるのである。
ああ、思えば麗しあの緩やかな日々はいったいあたしの人生の片隅に少しでも裏思いを残すのか残さないのか、ううむ、だめだ、もう一杯、珈琲を飲するのである。
飲するってしかし。
つーことで、氷温熟成珈琲をブラックでも美味い象源流ドリップ法により抽出して一杯飲したので、タイ・バンコクにあるスワンナプーム国際空港であるのである。
スワンナプーム国際空港(ท่าอากาศยานสุวรรณภูมิ、Suvarnabhumi International Airport)は、タイ王国のバンコク中心部から32Km東方のサムットプラーカーン県バーンプリー郡にあり、2006年9月28日に全面開港した巨大な国際空港であるのである。
旧バンコク国際空港であったドンムアン空港に対して新バンコク国際空港 (New Bangkok International Airport, NBIA) とも呼ばれているのであるのである。
かつてシンガポールのシンガポール・チャンギ国際空港や香港の啓徳空港と並び、東南アジアのハブ空港と呼ばれたドンムアン空港が、1960年代以降の航空機の大型化や、タイ国内並びに東南アジア圏内における航空需要の増加に伴い手狭になったため、それに代わる新国際空港として建設されたのであるのである。
タイに来るときに乗り継ぎでご見学遊ばした香港国際空港も巨大であるのであるが、このスワンナプーム国際空港もとにかくでかいのである。
日本のテレビ番組で巨大空港なんて言い張ってる成田国際空港が小さくこじんまりと感じるぐらいの巨大さで、行けども行けども搭乗ゲートにたどり着かないてな感じのだだっ広さであるのである。
なにしろアジアのハブ空港であるのであるが、空港内には猛毒のハブはいないので、ハブに噛まれたらどうしようなんて心配をしてはいけないのである。
もちろんマムシもキングコブラもいないのである。
ううう、くだらん、なんとかならんもんだろうか。
とにかく気を取り直してスワンナプームであるのである。
チェックインして中に入ると何やらドラゴン竜神を綱にして神様らしきおじさんたちが綱引きをしてるハリボテがあるのである。
ハリボテと言ってしまうと身も蓋もないのであるが、竜神でもなけりゃ神様でもないのでハリボテであるのである。
ハリボテでもなんでも、観光客にいーろいろお楽しみを用意してお待ちしている観光立国としてのタイの面目躍如の演出であるので、通りがかった観光客はたいていカメラをかまえてご満悦であるのである。
まあ、ハリボテの綱引きのネタはヒンドゥーの神話で、「乳海攪拌(にゅうかいかくはん)」という天地創造にまつわるシーンであるつーことで、神々の皆さんが竜を綱代わりにして海を撹拌してる様子であるそうであるので綱引きをして遊んでるわけではないのである。
あたしも観光客であるので、すぐ食いついて写真をお撮りになったのである。
まあ、それで写真を撮り終えて歩き出すと、お買い物がご趣味の方はいーろいろ免税店なんかもたーくさんこれでもかとお揃いであるので、お楽しみいただけるわけである。
でも、あたしは食欲とナニ欲は人一倍あるのであるが、物欲がさっぱりであるので、時計も高級酒もブランド品もなんら興味がないので素通りであるのである。
それで、動く歩道なんかを乗り継いで延々歩くと、搭乗ゲートにご到着遊ばすのである。
ご搭乗遊ばすとタイ王国霊能紀行は終わりであるのである。
楽しいことも苦しいことも悲しいことも必ず終わるのである。
しまいには人生も終わるのである。
転生後生後世があるなんて思ったらとんでもない間違いであるのである。
すっきりくっきりさっぱり終わるのである。
つーことで、長らくご愛読いただいたタイ王国霊能紀行は千秋楽フィナーレ打ち止めであるのである。
Camera:GalaxyⅢα
写真でポン