2014年1月25日土曜日

タイ王国霊能紀行その3の②・バンコクのセントラルワールドで行われた何かのオーディションで座り込むおにーさんやおねーさん



1月11日にセントラルワールドに飯を食いに来たら中央の入口の外や、エスカレーター前に大勢のおにーさんやおねーさんが整然と並んでお座り込みになられているのである。

まあ、なにしろ時期が時期だけに、デモ隊の皆さんがショッピングセンターまでふーさ占領かと思ったのであるが、座り込んでいるのが、うら若い乙女や青年の皆さんであるのである。

しかし、デモ行進の皆さんのように帽子もかぶってないし、トレードマークのTシャツも着てないし、旗やホイッスルてなもんを持ってるわけでなく、業界人らしきおにーさんの支持に従って大人しく並んで座っておられるのである。

これはどうも何かの芸能関係のオーディションらしく、さらには何かの抽選会なんかもあって、この後も舞台のMCのおねーさんを囲んで合格者らしい皆さんを紹介したりして大騒ぎであったのである。

あたしゃ数年後にタイに移住するなんてわけのわからん計画を立ててるわりにはタイ語を覚えるなんて気はさらさらないので、MCのおねーさんが何を喚いているのかもさっぱりわからんのである。

その座り込んでる様子を、吹き抜けの上階の手すりにもたれてご見学になられてるたーくさんの見物人もおられて、バンコクふーさなんてことでにっちもさっちもいかないかと思うとそんなこたあどこ吹く風で、せーへんもくーでたーも関係なく皆さんお楽しみであるのである。

タイ人としてはどんな状況もマイペンライであるのかもしれないのであるが、日本でもし、せーへんくーでたー危機なんてときにこんなことは考えられることではないので、ああ、やっぱりこのお気楽な国にしばしの人生を過ごしてみなければご臨終の際にものすごく悔いが残ると思うのはあたしだけではないかもしれないのであるが、そんなぱーはあたしだけかもしれないのである。

しかし、そーはいっても、実は犯罪発生率は某べーこく並みであるので、この一見お気楽な国を舐めるとえらい目に遭うのである。

だから、事情を知らないでリタイア後は余生をタイで楽しもうなんて甘い考えで有り金はたいて来ると身ぐるみ剥がされて大使館に泣き言を言いに行くことになったりするのである。

タイにお住まいの知人は、「歩くときはカバンを車道とは反対側に」とか、「手ぶらが一番」とか、「路地の奥には入らないように」とか、「街角にたむろしてるタクシーには乗ってはいけない」とか、「交渉事で大声は出さないように」とか、あたしに真顔でしょっちゅうご注意をなされるぐらいであるので、現地にお住まいの人は日本とはものすごく事情が違うということを身にしみて感じておられるのがよーくわかるのである。

まあ、あたしは世界最強最大の大霊能気功家であるので、危ない雰囲気のところはおつむから生えた霊能アンテナがビビット反応するのでささっと退避するのであるが、ふつーの能なし衆生はそんものはないので、外務省の旅行に関するご注意ご勧告をよーくお読み遊ばして海外ご渡航の礎とすることをお勧めしてあたしのご挨拶とするのである。

そんな事情でもちゅーごくから来られた皆さんには無関係で、観光客相手にたむろしてるどーみても危ない運転手さんとちゅーごくごで大声で言い合って交渉なされて、元気に乗り込んでどこかへ連れて行かれるのである。

現在のちゅーごくの絶悪な環境で人口13億4000万以上が押し合いへし合いで生きている皆さんにはタイは実に安全で極楽の国であるのかもしれないのである。

日本の事情が良すぎるのかね。

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