2013年1月14日月曜日

タイ王国霊能紀行①・香港国際空港で転機



香港国際空港(ほんこんこくさいくうこう、香港國際機場)は、中華人民共和国香港にある国際空港であるのである。

現在の香港国際空港は、かつて香港の中心地から至近の九龍にあった啓徳空港(旧・香港国際空港)に代わる、アジアを代表するハブ空港にふさわしい設備を持った国際空港として、イギリスの建設会社を中心に建設工事が行われ、建設され、1998年7月6日に開港したのである。

「イギリス統治下における最後の大事業」ともいわれ、ギネスブックが「最も高価な空港」と認定するように、6年の歳月と200億ドルの巨費を費やした新空港の建設は、古今を通じて史上最大の空港建設プロジェクトとなっているのであるのである。

現地では啓徳空港と区別する意味もあってか「チェクラップコク国際空港」(赤鱲角國際機場)とも呼ばれ、英字表記では“Hong Kong International Airport”または“Chek Lap Kok International Airport”であるのである。

つーことで香港国際空港ひとくちメモも軽やかにご紹介したところで、まあ、なんである、とにかく広いのである。

タイへの乗り継ぎで、ゲートを探したのであるが、行けども行けども延々と広い通路と動く歩道が続いて、こじんまりとした成田空港とはえらい違いであるのである。

まあ、乗り継ぎの手続きも、空港内を歩いても案内表示が英語と漢字であるので、とてもわかり易いのである。

Transferは転機であるので、ははは、と笑ってしまったのである。

搭乗ゲートに並んだらあたしの周囲はタイに観光に行くらしいちゅーごくの皆さんがほとんどであるのである。

まあ、東京から沖縄よりも近いぐらいであるし、キャセイであるので、いってみれば国内線の雰囲気であるのである。

それで、まあ、ご存知のように世界的に、昨今ちゅーごくじん観光客のマナーのあれこれが取り沙汰されているのであるが、そのせいかなのなのか、搭乗ゲートでは係のおにーさんが「一列に並べ」と言うので、小学校の朝礼のようにきちんと一列に並ばされて搭乗券とパスポートのチェックを受けて乗り込んだのである。

あたしゃこーみえでも、けっこう亜細亜のあちこちの国の空港からご搭乗遊ばしたご経験が豊富であるのであるが、厳しく1列に並ばされたのは初めてであるのである。

これ、一列に並ばせないと、我も我もと搭乗口に我先に殺到したことがあるのかどうなのか周囲のちゅーごくの人に聞くわけにもいかないので謎であるのである。

日本で先日の震災のときに被災地で、混乱もトラブルもなく整然と並んで食料などを受け取っていたのを、ニュース等で見たちゅーごくの皆さんが非常に驚いたというのは、これ、あながち大げさでもないのかもしれないのである。

それで、座席に座ったら、周囲はぜーんぶちゅーごくの皆さんで、中国語が花盛りで、あたしゃ自慢じゃないがちゅーごく語はシェイシェイぐらいしか知らんので、それが広東語であるのか北京語であるのかどうかも判断できないのであるが、顔つきは同じでもそれなりに異国情緒満点であるのである。

これ、うがった見方なのかどうなのかわからんが、ちゅーごく人のCAのおねーさんが、成田からの便とは雰囲気ががらりと違って、あれこれ強い口調で注意すること注意すること、あたしも象源流霊能カメラマンとしてのお仕事上、常にネックストラップで首にかけているカメラを、離陸時に写さないように注意されたので、マナーの良い日本人を代表して速やかにバッグにしまったのである。

まあ、銀塩フィルム機械式アナログ時代のカメラは電波を出すこともなかったので、離陸や着陸の様子を撮影しても問題はなかったわけであるが、最近はなんでもかんてもケイタイカメラであるので、カメラも電磁波発信グッズになったわけであるのである。

それで、離陸の様子を窓から写すことはできなかったので、機内の様子の写真は安定飛行に入ってシートベルト装着のサインが消えてからのものであるのである。

まあ、ちなみにCA(cabin attendant)は和製英語で、通常、客室乗務員はキャビンクルー(cabin crew)あるいはフライトアテンダント(flight attendant)と呼ばれるのであるのである。

だから、CCあるいはFAと呼ぶのが正しいわけであるが、日本ではCCは主に某カレー屋さんであるし、FAは主にプロ野球用語であるのである。

まあ、そんなことはどーでもいいのであるが、それで、着陸態勢に入って、ガコンと着陸した途端にバチバチバチと音がするので「なんだろう?」と思ったらば、ちゅーごくの皆さんのほとんどがいっせいにシートベルトを外した音であるのである。

機内放送では英語で「シートベルト装着のランプが消えるまではシートベルトをしてください」と言ってるのであるが、英語がわからないのか聞く気がないのか、まったく効果はないのである。

そしたら、CAのおねーさんが「シートベルトプリーズ、シートベルトプリーズ」てなことを言って回っているのである。

そうこうしてるうちに機体の動きが止まった途端に、いっせいに立ち上がって荷物を担いで、どどっと我先に出口に向かってお並びになったのである。

あたしは諦めて、全員が降りるまで座席に座っていて、最後に悠然とゆくりなく優雅に乗務員の皆さんに丁寧にご挨拶をして降りたのであるが、

「ううむ、こうでなくては広大な大陸で人口13億5千万人の中を生き抜くのは至難の業になるんだろうなあ」

と小さな島国の10分の1の人口の中で慎ましく暮らすあたしらとの違いを実感したわけである。

動画の最後の写真はタイ・バンコクのスワンナプーム国際空港であるのである。

地元ではスワーナプンと言ってるのである。

Camera:LUMIX DMC-FH6

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