気功師象師匠の目に映る人生の日々である。人生は旅である。旅は癒やしである。癒やしは神である。癒やしである神のいる風景を求めて現世この世を徘徊するわけである。徘徊かよ。
2013年1月24日木曜日
タイ王国霊能紀行④・Erawan Shrine エラワンの祠
まあ、なんつーのか、まさに神の写真であるのである。
バンコク・チットロム駅周辺のあちこちにヒンドゥーの神様を祀った祠(ほこら)があり、それに供物を上げて献花したりしていろいろお願いしてるタイの皆さんがたーくさんおられるのである。
このエラワンの祠はその一つで、ヒンドゥーの神様であるブラフマー(梵天)を祀った祠であるのである。
まあ、タイと言えば仏教の国つーことであるわけであるが、仏教は仏つまりお釈迦さんの教えであるので、願い事をするてな筋合いのもんではないのである。
それで、病気を治したいとか、あの人と結婚したいだとか、あの学校や会社に受かりたいとか、宝くじに当たりたいなんてことは、神様のお仕事となるわけである。
その神様をあれこれ祀った祠がホテルやショッピングセンターの前なんかにあるのである。
まあ、東京の街のあちこちに稲荷さんが祀られているてなことと同じであるわけである。
その一つであるエラワンの祠は観光地としても有名であるので、ちゅーごくの観光客の皆さんがガイド付きで、地元のタイの皆さんに混じって、献花したりしてるのである。
祠の周辺は献花と供物を売る店がずらーっと並んでご商売にお励みであるのである。
だいぶ以前にこのエラワンの祠周辺で10~200バーツ程度の献花や供物を5000~8000バーツてな法外な値段で売りつけられるので注意という在タイ大使館からの注意喚起のお知らせがあったのであるが、まあ、これ、おそらく日本人をターゲットにしたもんであるらしく、ちゅーごくの観光客の皆さんと混じってたせいなのかどーなのかそんな様子は微塵もないのである。
ちゅーごくの観光客の皆さんにそんなことをしたらとんでもない騒ぎ大喧嘩になるので、押し売りも近づかないわけなのかもしれないのである。
ここでもちゅーごくの観光客の皆さんは天下無敵であるのである。
まあ、タイに限らないのかもしれないのであるが、とにかく機内でも空港でもレストランでも観光地でも一番元気なのはちゅーごくの観光客の皆さんであるのである。
これだけパワフルワイルド傍若無人なら神様なんかいらないと思うのであるが、このエラワンでは皆さん殊勝にお参りしてるのである。
まあ、そら、天下無敵といえどもそれなりにお願いすることは多々あるのかもしれないのである。
いや、べつにあたしはちゅーごくにもその他の諸国の皆さんにもなんら偏見も他意も持ちあわせてはいないので、勘違いしないでいただきたいのはいうまでもないことである。
このチットロム駅周辺を歩きまわってわかるのは、ハワイよりもさらに人種が多様で、あらゆるお国の皆さんがおられるとゆーことであるのである。
まあ、観光に来た日本の皆さんは、もっと観光に便利なホテルに泊まって、日中はアユタヤだのチェンマイだのプーケットだの土産物屋だのをぐるぐる回ってるだろうから、あたしみたいに昼日中(ひるひなか)に街なかをたーだ意味もなくぐるぐる回ってる日本人はおられないので、日本人はほとんど見かけないのである。
まあ、いてもなにしろ顔つきも体格もあたしらと同じちゅーごく系タイ人とちゅーごくの観光客の皆さんが大量であるので、見分けがつかないだけかも知れないのであるが、ホテルでも街なかでも日本語を2~3回しか聞かなかったので、やっぱりいないのかもしれないのである。
まあ、とにかくこのエラワンの祠では観光客へのサービスなのか、引きも切らない参拝客へのサービスなのか、タイの綺麗所によるタイ舞踊も踊られていて、タイ観光気分満点の大賑わいであるのである。
こんなとこかね。
Camera:LUMIX DMC-FH6
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