気功師象師匠の目に映る人生の日々である。人生は旅である。旅は癒やしである。癒やしは神である。癒やしである神のいる風景を求めて現世この世を徘徊するわけである。徘徊かよ。
2014年10月14日火曜日
佐原の大祭
千葉県香取市の佐原の大祭(さわらのたいさい)のロケである。
佐原の大祭は、千葉県香取市(旧佐原市)佐原町の市街地で行われる7月の本宿祇園祭と10月の新宿秋祭りの総称であるが、このロケは10月12日の日曜日に行われた秋祭りであるのである。
山車の上部(大天上)には大和武尊を始めとした歴史上の人物や鯉などの大人形や町内で藁を用いて製作した大きな飾り物を飾り付け、下段(中天上)に下座連と呼ばれる皆さんを乗せ、佐原囃子と呼ばれる祭り囃子を奏でながらお子様を含めた町内衆により曳き回されるのである。
また、山車の前では手古舞の流れをくむ手踊りが披露され、特に御寄進御祝儀の花を掛けた家の前では山車を停めて盛大な手踊りが行われるのである。
山車の周りには、獅子や龍、物語等を題材にした細かい彫り物が彫られているので、芸術家としてのあたしなどはこれを見るだけでもお楽しみであるのであるが、バカ面して見てると山車に轢かれるのである。
誰が芸術家だ。
ハイハイ面白い面白い。
市街地を流れる小野川をはさみ東側を本宿(ほんじゅく)、西側を新宿(しんじゅく)と呼び、それぞれ別々に祭りが行われる。
佐原の大祭は国指定重要無形民族文化財であるのであるから、そこはそれ、しっかりとご見学申し上げて、その様子を深く心に焼き付けなければバチが当たるのである。
夏の大祭は八坂神社を中心とた祭りで豪壮な山車が町内単位で10台出るのであるが、秋の大祭は諏訪神社を中心とした祭りでなんと14台もの豪壮な山車が出るのである。
お祭り男みやがわ象師匠としては、祭りがあれば東に西に東奔西走、東京から電車を乗り継いで佐原駅に勇躍降り立ち、駅前にお昼休みでご休憩している山車からカメラをぐーるぐる回すわけである。
カメラと言っても昨今はすっかりデジカメもビデオカメラも使わなくなって、なんでもありの便利なスマホであるので、くーるくるかもしれないのである。
余談であるが、祭り会場となっている佐原の街なかには、どでかい一眼レフを首から下げて、デイパックを背中にしょったおっさんやじじいがたーくさんうーろうろしていて、ある意味不思議な光景であるのであるが、現在のカメラ市場はこの定年後の年金生活のおっさんやじじいに支えられてブームとなっている一面があるのを散見垣間見るに及んで、ああ、これからは老年市場がさらに活性化されて日本経済はさらなる発展を遂げるのか遂げないのか、ううむ、どーでもいいのである。
写真でポン