気功師象師匠の目に映る人生の日々である。人生は旅である。旅は癒やしである。癒やしは神である。癒やしである神のいる風景を求めて現世この世を徘徊するわけである。徘徊かよ。
2018年11月4日日曜日
四万温泉の積善館を見に行く
まあ、なんである、積善館(せきぜんかん)は千と千尋の神隠しで千尋が働く油屋のモデルとなった温泉宿のひとつといわれているためか、カメラを構えた観光客がどんどんご見学に来られるのである。
モデルのひとつであるから、他にも国内外にいくつかそのモデルがあるわけであるが、あたしは宮崎マニアでもジブリマニアでもないので、詳しく知らんので、お好きな向きはお調べ頂いて、「なるほど、そうだったのか!」と感動してお楽しみいただきたいのである。
群馬県を流れる四万川の上流のどん詰まりの温泉街に、おねーちゃんのグループや若いカップルがけっこうな数でおられるのは、この宿のせいであるかもしれないのであるが、お尋ねしたわけではないので、あたしの勝手なご想像であるのは言うまでもないことである。
この宿の近くの定食屋から欧米人のグループがぞろぞろ出てきて、あたしに向かって「オイシイ」てなことを言ってるので、この辺鄙な温泉街が意外な人気であることに、あーらびっくりねという、四万温泉観光協会および商店会の皆様方には大変失礼な感想を述べる次第である。
宮崎センセーは実際にこの宿にお泊りになって、内部を取材なさったそうである。
しかし、あたしは昨今お泊りの条件がバストイレ付き朝夕バイキング付きということを譲れないので、積善館は元禄年間に開業したと言い張る、実に三百有余年の歴史を持つ由緒あるお宿であるが、バストイレ無しバイキング無しのこのお宿には残念ながらお泊りにならなかったので、作品で描かれたお部屋や廊下の詳細は取材無しである。
なにしに行ったんだ。
写真でポン