気功師象師匠の目に映る人生の日々である。人生は旅である。旅は癒やしである。癒やしは神である。癒やしである神のいる風景を求めて現世この世を徘徊するわけである。徘徊かよ。
2016年7月3日日曜日
タイ・バンコクのアジアティーク・ザ・リバーフロント
タイ・バンコクのチャオプラヤー川沿いにあるアジアティーク・ザ・リバーフロント(ASIATIQUE THE REVEFRONT)てな遊園地も含んだいわゆるテーマパーク的な巨大ショッピングセンターに物見遊山に行ってみたのである。
アジアティークは1800年代後半、シャム王国(現在のタイ王国)にデンマークのイースト・アジアティーク社がチーク材を海外に送り出すための最初の船着き場とした場所である。
アジアティーク・ザ・リバーフロントはその当時の建物や倉庫などを利用した巨大商業施設である。
バンコクには巨大なショッピングセンターやデパートがあちこちにあってお楽しみは尽きないのであるが、いずれにしても貧富の差が大きいので、バンコク周辺の富裕層や外国人観光客のお楽しみであるわけである。
アジアティーク・ザ・リバーフロントはウォーターフロント地区、チャルンクルン地区、タウン・スクエア地区、ファクトリー地区と4つの地区に分かれていて、この動画はそのうちの一番人気のウォーターフロント地区である。
とにかく巨大な施設で、4つの地区全体で物販店が1500店舗,レストランが40店舗てなことであるので、全部見ようと思うと近所のホテルに泊まりがけになるのである。
バンコクはチャオプラヤー川の水上交通を中心に流通していることもあって、この施設からもあちこちの船着場へ行き来できるのである。
でかい観覧車もあるので、とにもかくにも乗ってみるのである。
観覧車からの風景はチャオプラヤー川の流れを望んで、なかなかの絶景である。
一番手前に見える赤い屋根の建物は仏教寺院のワット・ラート・シンコン(Wat Ratcha Singkhorn)で、川上に見えるのはバンコク中心部のビル群である。
河畔の300mに及ぶ遊歩道には、当時の荷役に従事した人の像が立っているのである。
時は流れ時代は代わり、当時のイースト・アジアティーク社の栄華を偲ぶ倉庫はショッピングセンターやレストランとなり、歴史の重みを少しも感じさせないお楽しみの場へと変容したのである。
まあ、なんである、こんな自堕落なお楽しみばかりを追い求める日々でも、あたしの人生は絶え間なく流れ時代は代わり、果てしなく宇宙の進化にミクロナノレベルよりも小さな影響を与えて、それはそれなりにこの世の成り立ち組成に組みしているわけである。
遊園地から宇宙の進化をあれこれである。
ううむ、今ひとつ笑いがとれないのである。
アジアティーク・ザ・リバーフロントはナイトマーケットあるいはナイトスポットてな触れ込みであるので、夜が本番である。
まあ、なにしろタイの昼間は暑いので、お楽しみは夜がよろしいわけである。
チャオプラヤー川の夜景も含めて、いわゆるバンコクのデートスポットであるかもしれないのであるが、まあ、そこはそれ、それぞれのお楽しみであるのはいうまでもないことである。