気功師象師匠の目に映る人生の日々である。人生は旅である。旅は癒やしである。癒やしは神である。癒やしである神のいる風景を求めて現世この世を徘徊するわけである。徘徊かよ。
2015年5月20日水曜日
リニューアルした高尾山口駅
小田急線の高尾山口駅がリニューアルしたというニュースを見たので、「こっこれはいかん、これを見ないことには高尾山マニアとしてのあたしのあそこにもここにもかかわるではないか、即、直滑降で怒涛の寄り身を見せることをお約束するのである」つーことで、何がなんだかわからんまま首都高から圏央道に抜けて高尾山インターチェンジから高尾山口の駐車場に直行したのである。
あたしは別に鉄道マニアではないので、たいていのところには車で行くのである。
それで、ニュー高尾山口駅の改札口の屋根が木造になって、なんだかよくわからんが、なんとなく和風ね。
まあ、これが近代建築風では、登山ハイキングの日本一の客数を誇る高尾山だけになじまないのはもちろんであるので、さもありなんということであるが、ううう、張り切って来たわりには、なんかおもいっきりてきとーになってるのはなんでだろう。
まあ、べつにそれ以上の観想もないので、とにかく観光地に来たらメシだということで、高尾山だけに名物の蕎麦屋を探したのである。
なにしろ高尾山マニアのあたしであるから、すでに何軒かの蕎麦屋はチェック済みであるので、登山鉄道に続く参道入口まで徒歩でお歩きになって、徒歩でお歩きって、おもいっきりの重複表現もさわやかに、橋詰亭てな店に怒涛の勢いではご入店なされたのである。
それで、注文したのが、冷天とろろ蕎麦税込み1180円である。
天ぷらの揚げ方が実に家庭的であるので、厨房に見え隠れするおばさんがおつくりになっているということであると思うが、揚げたてであるのでそれなりにそれなりであるのである。
お料理はできたてであれば、どんなもんでもそれなりにそれなりであるということがわかる、実に香ばしい例である。
それで、メシを無事済ませたら、もちろんコーヒーマニアの基本として、何がなんでもコーヒーを飲むのである。
それで、同じ参道にある甘味有喜堂てな店で、高尾饅頭つきのコーヒーを飲んだのである。
まあ、もちろん、コーヒー専門店てなことでもないので、コーヒーの専門家としてのあたしからはなんとも言えないお味であるが、コーヒーにほうじ茶という実に和風な取り合わせであるので、それはそれでぐぐいと豪快に飲み干したのはゆーまでもないことである。
ここが、こだわらない生き方をもっとーとする象師匠ならではの粋でいなせな風合いの身のこなしであるのである。
それで、その店のオープンした縁側席からのコーヒーを嚥下しながらの風景である。
嚥下(えんか)とはごくりと飲み下すことである。
まあ、嚥下してもしなくても、高尾蕎麦と高尾饅頭という2大名物をゲットして、ゲットだゲット、ううう、こんなんでいいんだろうか、まあ、とにかく大変それなりにそれなりでございましたのである。
象さんのご飯かよ。
いやん、てきとーなんだから、あなたって。
写真でポン