気功師象師匠の目に映る人生の日々である。人生は旅である。旅は癒やしである。癒やしは神である。癒やしである神のいる風景を求めて現世この世を徘徊するわけである。徘徊かよ。
2013年6月10日月曜日
秩父長瀞ライン下りBコース
秩父の長瀞ライン下りであるのである。
まあ、これ、たしか5月ごろであったのであるが、まあ、とにかくUPするわけである。
テレビのニュースなんかでもときどきネタにされるので、まあ、だいたい様子はわかっていたのであるが、とにかく一度は体験してみないことには死んでも死に切れないので、長瀞駅前のチケット売り場でチケットを買って、川べりの船着場の船頭のおにーさんにチケットを渡そうと思ったらば、これが、無いのである。
駅前のチケット売り場から土産物屋の並ぶ商店街を抜けて河原にくる途中で、「あそこんところの電気工事の図面を送りました」なんてわけのわからん間違い電話がかかってきて、それに気を取られているうちに落としたと思われるのである。
どこをどう探してもないので、おにーさんに「チケットを駅前で買ったが見つからない、駅前のチケット売り場のおねーさんに聞いていただきたい」と言う趣旨のご説明を申し上げたら「ああ、いいですよ、見つかったらください」というみごとな客さばきで無事乗れたのである。
まあ、つまり、チケットをなくしてしまうおっちょこちょいがけっこういるつーことかもしれないのであるが、あたしもそのなくしてしまうおっちょこちょいの一人であるつーのが、実になんというか人生の機微をそこはかとなく味わう今日このごろであるのである。
とにもかくにも船に乗れて、長瀞下りBコースの始まりであるが、なんでもAコースの方が上流であるために多少急流で、Bコースは下流であるので多少おだやかな流れであるつーよーなことであるのである。
まあ、穏やかとはいえ、なにしろ川下りであるので、いつどうなるかわからんので、黄色い救命胴衣を着せられて、船頭さんの指示に従って座席にお座りになってロケのスタートであるのである。
乗ってるのはおばさまがほとんどで、日本のレジャー産業はおばさま方に支えられているつーよーな感じがひしひしと伝わってくるのであるが、この時の客がたまたまおばさまだらけだったのかもしれないので、真偽の程はどーだかわからんのはいうまでもないことであるのである。
後ろの船頭さんはいろいろ説明したりしてるのであるが、舵取りである前の船頭さんは真剣で、おばさまの一人かなんか話しかけたら会話をお断りになったのである。
まあ、たしか以前に天竜川の川下りで船が転覆して事故になって何人かお亡くなりになったつーよーなことがあったような記憶があるのであるが、舵取りの船頭さんは乗客の命の舵取りでもあるので真剣にならざるを得ないのはさもありなんとゆーことであるのである。
乗客の命の舵取りなんてえのは、実にうまいねどーも。
Camera:LUMIX DMC-FH6
写真でポン